解説:トライアングルとは
トライアングルは3-3-3-3-3という5波動構成の修正波で、波の大きさが徐々に小さくなり三角形のような形になる「収縮型トライアングル」、波の大きさが徐々に大きくなる「拡大型トライアングル」、上辺または下辺のどちらか一方が水平で波が徐々に小さくなる「バリアー型トライアングル」の3種類があります。
トライアングルは修正波ですから、これら5つの副次波はA波、B波、C波、D波、E波とアルファベットで数えます。収縮型トライアングルとバリアー型トライアングルでは、A波で価格的な修正は終了し、B波以降は時間的な修正となります。修正波の分類としては「横ばいの修正波」とされます。
トライアングルの形(図解)
① 収縮型トライアングル:A-CラインとB-Dラインが収束 — クリックで展開
② バリアー型トライアングル:B-Dラインが水平 — クリックで展開
トライアングルの3種類
副次波の構成と特徴
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副次波の構成:A-B-C-D-E(すべて3波動)
5つの副次波がすべて3波動構成。合計15の副次波はフィボナッチ数です。
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副次波は基本的にジグザグまたはジグザグの複合形
トライアングルの副次波の多くはジグザグまたはジグザグの複合形になります。
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C波・D波・E波のいずれかがトライアングルになることも
副次波のうち複雑な波形はひとつだけというのが原則。特にE波がトライアングルになりやすい傾向があります。
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副次波がフラットになることもある(A波に起こりやすい)
副次波がフラットになることもありますが、それはA波に起こりやすい傾向があります。
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2本のトレンドライン
分析では2本のトレンドラインを引きます:AとCの終点を結んだA-Cラインと、BとDの終点を結んだB-Dラインです。
収縮型トライアングルの絶対的ルール
収縮型トライアングルでは、以下のルールが絶対的です:
- C波はA波終点を超えて動かない
- D波はB波終点を超えて動かない
- E波はC波終点を超えて動かない
※これらが破られた場合はトライアングルのカウントが破たんします。
バリアー型トライアングルの特徴
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B-Dラインが水平
通常はB-Dラインが水平になります。完成後はB-Dラインを抜けていく方向に株価が動きます。
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D波終点がB波終点をわずかに超えることがある
B波とD波がぴったり同値になることは滅多にないため、D波終点がB波終点をわずかに超えることがあります。ただし全体の形としてB波とD波が同じ位置で終わっていれば「バリアー型トライアングル」と見なせます。
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A波が突出して大きくなる事例がある
バリアー型ではA波が他の副次波に比べて突出して大きくなる事例もしばしば観察されます。
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一般のテクニカル分析用語との対応
「アセンディング・トライアングル」(上値水平)「ディセンディング・トライアングル」(下値水平)はエリオット波動のバリアー型トライアングルと同じものと捉えられます。
完成後の動きとE波
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完成後は常にB-Dラインの方向に抜ける(スラスト)
トライアングル完成後は常にB-Dラインの方向にスラスト(突き抜け)が発生。完成後は素早くトライアングルの最大値(通常A波)と同じ大きさの動きが起きることがあります。
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E波終点の目処はA-Cライン
E波終点の目処はA-Cラインですが短く終わることも多い。またA-Cラインを超えることもありますが、C波終点は超えない(超えたらカウントは破たん)。
関連用語
まとめ
収縮型・バリアー型トライアングルは、3-3-3-3-3の5波動構成の修正波で、副次波A・B・C・D・Eで構成されます。収縮型は上値ラインと下値ラインが収束する三角形の形、バリアー型は上値または下値のどちらか一方が水平になる形です。トライアングルは「横ばいの修正波」に分類され、A波で価格的な修正は終了し、B波以降は時間的な修正となります。
収縮型トライアングルでは、C波はA波終点を、D波はB波終点を、E波はC波終点を超えて動かないという絶対的ルールがあります。収縮型の約4割はB波がA波始点を超えるランニングトライアングルです。バリアー型は一般のテクニカル分析の「アセンディング・トライアングル」「ディセンディング・トライアングル」と同じものと捉えられ、完成後はB-Dラインを抜けていく方向に株価が動きます。トライアングル完成後は常にB-Dラインの方向にスラストが発生し、トライアングルの最大値(通常A波)と同じ大きさの動きが起きることがあります。
