解説:ルールとガイドラインの違い
エリオット波動原理にはルールとガイドラインがあります。
ルールはほぼ絶対的に守られなければいけない波動分析の基本原則であり、ガイドラインは「そうなることが多い」という波動分析のための目安です。本書ではインパルスに関する主な8つのガイドラインを示しています。
インパルスの副次波にはあらゆる波形が出現するため、このガイドラインは結局すべての波形に関わるものでもあります。
| 項目 | ルール | ガイドライン |
|---|---|---|
| 性質 | ほぼ絶対的な原則 | 「そうなることが多い」目安 |
| 違反時の扱い | カウントは破たん | カウントは無効化しないが疑いが増す |
| 数 | 3つ(3大ルール) | 8つ(インパルスの場合) |
| 判断への影響 | 絶対的(1つでも破れたらカウント変更) | 適合度の高さで優劣を判断 |
8つのガイドライン
ガイドラインの実践的な使い方
ガイドラインはルールと異なり「必ずそうなる」わけではありません。複数のガイドラインへの適合度でカウントの優劣を判断します。
-
複数のガイドラインへの適合度で評価
ひとつのガイドラインに合うかどうかではなく、複数のガイドラインへの適合度で総合的にカウントの優劣を判断します。
-
ガイドライン違反は「疑いが増す」程度
ガイドラインに合致しないからといってカウントが無効になるわけではありませんが、適合度が低いカウントは疑いが多すぎるとして優先度が下がります。
-
ルールとガイドラインを組み合わせる
3大ルールに違反しないカウント案が複数あった場合、ガイドラインへの適合度でメインシナリオを選択します。
関連用語
まとめ
インパルスの8つのガイドラインは、3つの絶対的なルールのほかにある「そうなることが多い」という波動の習性を示す目安です。8つの内訳は、①波の延長(1波・3波・5波のいずれかひとつが巨大化、3波が最多)、②波の均等性(延長しなかったアクション波が同程度)、③オルタネーション(2波と4波は異なる波形)、④チャネリング(平行線内に収まる)、⑤出来高(5波の出来高は3波より少ない)、⑥比率関係(フィボナッチ比率)、⑦修正波の深さ(4波は3波の副次波4波が目処)、⑧波の個性(各波の固有のキャラクター)です。
ルールはほぼ絶対的に守られるべき原則ですが、ガイドラインは「必ずそうなるわけではない」目安であり、複数のガイドラインへの適合度でカウントの優劣を判断します。3大ルールに違反しないカウント案が複数あった場合、ガイドラインへの適合度でメインシナリオを選択するのが実践的なアプローチです。インパルスの副次波にはあらゆる波形が出現するため、これらのガイドラインは結局すべての波形に関わるものになっています。
