エリオット波動理論における「波の大きさの段階(階層)」を表す用語。英語でDegree。どの階層の波を分析しているかを示すために使う。例:「プライマリー級の3波」「インターミーディエット級のA波」。
解説
波の階層(Degree)とは、エリオット波動理論において波の大きさの段階(階層)を表す概念です。株価の動きはフラクタル構造になっており、どんな波も「一回り大きな波の副次波」として展開しています。この「大きさの段階」を明確にするために波の階層という概念を使います。たとえば「この修正はプライマリー級の修正だ」という表現は、「日足チャートで数ヶ月〜数年の規模の修正波が進行中」という意味になります。波の階層は分析の文脈(どの階層の波を見ているか)を共有するための共通言語です。
ポイント
- 波の階層(Degree)=波の大きさの段階・階層のこと
- 「〇〇級の波」という使い方:その波が属する階層を示す(例:「マイナー級の1波」「プライマリー級のB波」)
- 「1つ上の波の階層」「1つ下の波の階層」:自分が注目している波より一段階大きい(小さい)階層のことを指す
- 「同じ波の階層」:同じ階層にある波同士のこと(例:「インパルスの1波・2波・3波・4波・5波は互いに同じ波の階層」)
- 波の階層の大小と時間軸の目安:グランドスーパーサイクル(数百年)→スーパーサイクル(数十年)→サイクル(数年〜10数年)→プライマリー(数ヶ月〜数年)→インターミーディエット(数週〜数ヶ月)→マイナー(数日〜数週)→ミニュエット(数時間〜数日)→サブミニュエット(数分〜数時間)
- 波の個性(Wave Personality)のガイドラインはプライマリー級以上に当てはまりやすい
- 「2つの波の階層のチャネル」:異なる波の階層の波が同時にチャネルラインに到達するとトレンド転換の確率が高まるという概念
