3波の3波(サード・オブ・サード)

🌐 English version →

「3波の3波(サード・オブ・サード)」とは、インパルスの3波の中の副次波3波のこと。インパルスの3波が延長すると、その副次波の3波もさらに延長するケースが多く、結果としてインパルス全体の中で最も大きな値幅を生む局面となります。本書では「3波の3波」または「3-3」と表記され、エリオティシャンが最も注目するトレードチャンスとされる波です。

解説:3波の3波とは何か

エリオット波動理論におけるインパルスは、1波・2波・3波・4波・5波の5波動構成で展開します。この中で3波は最も延長しやすい波とされています(→波の延長(エクステンション))。

インパルスの3波自体も内部に5波動の副次波(1波・2波・3波・4波・5波)を持っており、フラクタル構造になっています。そしてインパルスの3波が延長すると、その副次波の3波(=「3波の3波」)もさらに延長するケースが多く見られます

つまり「大きな3波の中にある、もうひとつの3波」が、波動全体を通じて最も鋭く、最も大きな値動きを生む局面となります。本書ではこの波を「3波の3波」または略して「3-3」と表記します。

チャート図解

① 3波の3波が最大の値幅を生む — クリックで展開
S (1) (2) 3-3 (3) (4) (5) 3波の中の副次3波が急騰
大きな(3)波の内部はさらに5波動の副次波(a-b-c-d-e)に分かれており、その中の3番目の副次波(赤線・3-3)が最も鋭く長い値動きになります。インパルスの3波が延長するケースでは、この副次波3波もまた延長することが多く、波動全体を通じて最大の値幅を生む局面となります。
図の見方:大きな波(1)〜(5)の中で(3)波が延長し、さらにその内部の副次3波(赤線部分)が延長する「3波の3波」のフラクタル構造を示しています。

ポイント詳細

  1. 最も大きな値幅が出やすい波

    インパルスの3波は最も延長しやすいアクション波であり、その3波の内部の副次波3波がさらに延長すると、波動全体を通じて最大の値幅を生む局面となります。これがエリオット波動原理におけるフラクタル構造(一回り大きな波の特徴が副次波にも反映される)の表れです。

  2. エリオティシャンにとって格別な収益機会

    短期間で大きな値幅が出やすいため、エリオット波動分析を実践するトレーダーが最も注目する局面です。インパルスの3波の中の副次波3波を捉えることができれば、効率的にトレンドを取ることが可能になります。

  3. 本書では「3波の3波」または「3-3」と表記

    「3波の中の3波」という階層関係を明示するための呼称で、本書では 「3波の3波」 あるいは略して 「3-3」 という表記を用います。チャート上の波動カウントで(3)波の内部の副次3波を指す際の標準的な表現です。

まとめ

「3波の3波(サード・オブ・サード)」とは、インパルスの3波の中の副次波3波のことです。インパルスの3波が延長すると、その内部の副次波3波もさらに延長するケースが多く、結果として波動全体を通じて最も大きな値幅を生む局面となります。

本書では 「3波の3波」 または略して 「3-3」 と表記します。エリオティシャンにとっては格別な収益機会となる、最も注目すべきトレードチャンスです。

📖 辞典アプリで詳細を見る →