解説:5つのガイドラインとスラスト
トライアングルの5つのガイドラインと、完成後に続くスラスト(またはそれ以上の延長波)の特性についてまとめます。
完成後のスラスト(図解)
① トライアングル完成後、最大副次波と同程度のスラストが発生 — クリックで展開
トライアングルの5つのガイドライン
完成後のスラスト
続くアクション波(スラスト)は通常、短期間で素早く動いてトライアングルの一番大きな副次波の大きさと同程度進みます。波形はインパルスにもダイアゴナルにもなるのが特徴です。
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スラストの方向:B-Dラインの方向
トライアングル完成後はB-Dラインの方向(通常は傾きが緩やかな方)にスラストが発生します。
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スラストの大きさ:トライアングルの最大副次波と同程度
スラストの目標はトライアングルの一番大きな副次波(通常はA波)と同程度の大きさです。
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スラストの速度:短期間で素早く動く
スラストは短期的で素早いアクション波。一気にトライアングルの蓄積エネルギーを放出するように動きます。
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スラストの波形:インパルスまたはダイアゴナル
スラストの波形はインパルスにもダイアゴナルにもなります。
スラストが延長波になるケース
ダブルスリーのX波・Y波がトライアングルの場合
ダブルスリーのX波はダブルスリーの中のY波という最後のアクション波のひとつ前の波なので、X波にトライアングルが出現することがあります。
また、ダブルスリーのY波にトライアングルが出現し、その後ダブルスリーと同じ段階の5波かC波が続くのであれば、そのトライアングルも「最後のアクション波のひとつ前の波」と言えます。
インパルス進行中のトライアングル発見
インパルスが進行中と想定される波の中でトライアングルのような形を見つけたら、そこが4波ではないかと見当をつけることができます。トライアングルは波動の全体構造を解き明かす重要なヒントを与えてくれる波形です。
関連用語
まとめ
トライアングルのガイドラインと完成後の動き(スラスト)は、トライアングルを実践的にトレードするうえで重要な特性をまとめたトピックです。5つのガイドラインは、①収縮型の約4割はランニング型、②同方向の副次波が1:0.618の比率になりやすい(C≒A×0.618など)、③トレンドラインの交点付近が転換点となる、④B-Dラインの方がA-Cラインより傾きが緩やかになりやすい、⑤C波・D波が複雑化しやすい、というものです。
トライアングル完成後は常にB-Dラインの方向にスラスト(短期的で素早いアクション波)が発生します。スラストの目標はトライアングルの最大副次波と同程度の大きさで、波形はインパルスにもダイアゴナルにもなります。非常に強い相場(特に商品相場)では、トライアングル完成後にスラストではなく延長波になるケースもあり、5波がスラストを超える動きになれば5波延長の可能性が高まります。ダブルスリーのX波・Y波がトライアングルになる場合も「最後のアクション波の直前」という原則は当てはまります。インパルス進行中にトライアングルのような形を見つけたら、そこが4波ではないかと見当をつけることができ、トライアングルは波動の全体構造を解き明かす重要なヒントとなります。
