「スローオーバー(Throw-over)」とは、インパルスの5波がチャネルラインを超えて終わる現象。その後に急反転することが多い、エリオット波動の重要な転換シグナルです。
解説
5波がチャネルラインを超えて終わることをスローオーバーと言います。
通常、インパルスは2本の平行線で形成されるチャネルの内側に収まりますが、5波の上昇エネルギーが強い場合、チャネルの上限ラインを突き抜けて終わることがあります。この突き抜けがスローオーバーです。
スローオーバーは多くの場合、出来高の増加を伴いながらチャネルラインに接近し、その後に発生します。チャネルラインを超えた後は急速な反転が起こることが多く、トレンド転換の重要なシグナルとなります。ただし、拡大型ダイアゴナルや拡大型トライアングルではスローオーバーは起こりません。
チャート図解
5波がチャネルラインを超えて急反転 — クリックで展開
5波(赤の太線)がチャネルの上限ライン(赤の点線)を突き抜けて終わり、その後に急反転(赤の点線矢印)する典型的なスローオーバー。トレンド転換の有力なシグナルとして観察される。
図の見方:5波がチャネル上限ライン(赤の点線)を超えて上に飛び出し、その後一気に下方向へ反転している点に注目してください。
ポイント詳細
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出来高増加でチャネルライン接近→スローオーバーの可能性大
出来高が増加しながら株価がチャネルラインに接近している場合、スローオーバーが発生する可能性が高まる。
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スローオーバー後は急反転することが多い
5波がチャネルラインを超えた後は、急速な反転が起こることが多く、トレンド転換のシグナルとして機能する。
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拡大型ダイアゴナル・拡大型トライアングルではスローオーバーは起こらない
スローオーバーは標準型のインパルスや収縮型ダイアゴナルで観察される現象。拡大型ダイアゴナルや拡大型トライアングルでは発生しない。
関連用語
まとめ
スローオーバー(Throw-over)は、インパルスの5波がチャネルラインを超えて終わる現象で、その後に急反転することが多いエリオット波動の重要な転換シグナルです。
出来高増加を伴ってチャネルラインに接近する場合に発生しやすく、スローオーバー後の急反転はトレンド転換の有力な手がかりとなります。ただし、拡大型ダイアゴナル・拡大型トライアングルでは発生しない点に注意が必要です。
