解説:エリオットの発見の本質
実際にチャートをカウントする段になると、インパルスのルールにもダブルジグザグのルールにも当てはまるような波動に遭遇することも珍しくありません。そういうときは小さな波をひとつひとつ数えて波の数合わせをする前に、その波動全体がどんな「形」をしているのかを俯瞰して見ることが重要です。
エリオット波動原理において、もっとも大切なのは波動の「形」です。エリオットが発見したことは、「決まったいくつかの『形』が反復してチャートに現れる」ということです。適切なカウントとは波形を構成する波の「数」をルールに合わせることではなく、波動の「形」を正しく認識すること。そのうえで、波の「数」が合っているかどうかを確認していくのです。
チャート図解:「形」優先の重要性
❌ NG例:小さな時間軸で「数」だけを数える — クリックで展開
✅ OK例:大きな時間軸で「形」を俯瞰 — クリックで展開
カウントの正しい順番
時間軸切り替えの目安
- 5分足で迷ったら → 30分足に切り替え
- 15分足で迷ったら → 4時間足に切り替え
反復してチャートに現れる」
ポイント詳細
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カウントの正しい順番:まず波動全体の「形」を俯瞰 → 次に波の「数」を確認
小さな波を数えるよりも、まず波動全体の「形」を認識することが優先。形を認識した上で、波の数がルールに合っているかを確認する順番が正解です。
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5分足チャートを見ているなら→30分足チャートに切り替えて大まかな形を認識する
細かい時間軸で形が見えにくいときは、1段階大きな時間軸に切り替えて俯瞰。5分足の悩みは30分足で解消することが多い。
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15分足チャートを見ているなら→4時間足チャートに切り替えるとよい
15分足で迷ったら4時間足に切り替えて全体像を確認。これは波動の階層フラクタル構造に対応した実践的なアプローチです。
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「形」を先に認識せずに「数」を合わせようとすると、本来の原理とはかけ離れた形の波動がチャートに現れたことになってしまう
数合わせ優先のアプローチでは本来の原理から外れた解釈が生まれがち。エリオット波動の本質は「形」にあるため、形優先の姿勢を徹底することが重要。
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「決まったいくつかの形が反復してチャートに現れる」というのがエリオットの発見の本質
エリオット自身の発見の本質は「形の反復」です。インパルス・ダイアゴナル・ジグザグ・フラット・トライアングルの基本5形が、フラクタル的にあらゆる時間軸で繰り返し出現します。
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複合修正波のケースも、その副次波の最後の波は基本3波形(ジグザグ・フラット・トライアングル)のいずれかになる→エントリーポイントの考え方は基本的に同じ
複雑な複合修正波でも、最後の副次波は基本3波形のいずれかで完成します。したがって、そのエントリー戦略は基本3波形のいずれかの戦略を流用できます。
関連用語
まとめ
波の形(Form)を優先するカウント原則は、エリオット波動分析におけるカウント実践の核心原則です。まず大きな時間軸で「形」を俯瞰してから、小さな時間軸で「数」を確認する順番が正解。エリオットの発見の本質は「決まったいくつかの形が反復してチャートに現れる」こと。
時間軸の切り替え(5分足→30分足、15分足→4時間足)で形を見直すことで、本来の波動構造を正確に認識できます。複合修正波でも最後の副次波は基本3波形のいずれかで完成するため、エントリー戦略は基本3波形の戦略を流用できます。
