エンディングダイアゴナル

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5波やC波など「最後の波」として出現するダイアゴナル。トレンド終了のサインとなる。副次波の構成は3-3-3-3-3。完成後は急速な反転が起こりやすいが、実際の反転幅はエンディングダイアゴナルの2波終点付近で終わることも多い。

解説

エンディングダイアゴナルは基本的に3-3-3-3-3という5波動構成であり、インパルスの5波目、ジグザグやフラットのC波など「最後の波」として出現します。エンディングダイアゴナルは推進波ではありますが、4波が1波に食い込むことに加えて副次波がすべて修正波であるということで修正波的な性格を強く帯びています。これらのことは、トレンド方向に推進するエネルギーが尽きてきていることを示します。

ポイント

  • 出現位置:インパルスの5波、ジグザグのC波、フラットのC波(「最後の波」として出現)
  • 副次波の構成:3-3-3-3-3(全副次波がジグザグまたはジグザグの複合形)
  • 例外的に2波や4波にフラットが出ることもあるが、その場合でもB波がA波始点をわずかに超えるものがほとんど
  • ダイアゴナルの副次波にトライアングルが出現した事例はこれまで観察されていない
  • 完成後の反転:「少なくともエンディングダイアゴナルのスタート地点まで戻る」と解説されることが多い。しかし実際には急速な反転はエンディングダイアゴナルの副次波の2波終点付近までで終わることもしばしばある(図2-23)
  • 拡大型のエンディングダイアゴナルが完成した後には急速な反転が見られないという事例も観察されている
  • エンディングダイアゴナルは「最後の波」として出現するため、下落が続いた末に下向きのエンディングダイアゴナルが出現すれば下降トレンド終了のサイン、上昇が続いている状況で上向きのエンディングダイアゴナルが出現すれば上昇トレンド終了のサイン
  • 5波あるいはC波と想定される位置でエンディングダイアゴナルの形を見つけたら、それはその後の相場転換を予測する有効な手がかりとなる
  • スローオーバー(5波がチャネルラインを超える現象)が起きやすい

関連用語