ジグザグのガイドラインとB波リトレース目安

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「ジグザグのガイドライン」には、C波の大きさ・B波のリトレース率・A波とC波の傾きの関係などがあります。B波のリトレース率はB波の波形によって異なり、38〜79%が目安。本記事では6つのガイドラインとB波の波形別リトレース目安表を中心に解説します。

解説:ジグザグのガイドラインとは

ジグザグのガイドラインとして、C波の大きさ、B波のリトレース率、A波とC波の傾きの関係などがあります。これらはあくまで「そうなることが多い」という目安であり、外れることもあります。

本記事ではジグザグに関する6つのガイドラインと、B波の波形別リトレース率の目安表を解説します。

ジグザグの6つのガイドライン

ガイドライン①
C波の大きさ
C波の大きさはA波と同じ大きさか、A波の0.618倍、または1.618倍が目安。
ガイドライン②
インターミーディエット以上のC波
インターミーディエット以上のC波は一般的に大きな下落になりやすい。それまで市場にまん延していた楽観的な見かたが打ち砕かれるような急落になることもある
ガイドライン③
5分足以下の小さなC波
5分足以下のチャートで確認する波動のC波はA波と同程度か小さくなるケースが多く、ごくまれだがフェイラーになることもある。
ガイドライン④
A波とC波の傾きの関係
A波の傾きに比べてC波の傾きが緩やかになることがよくある。これはリアクション波としてのモメンタムが次第に低下していることを意味する。
ガイドライン⑤
B波のリトレース率(38〜79%)
A波に対するB波のリトレースは38%から79%が目安であり、B波の波形によって異なる目安となる(次表参照)。リトレース比率はB波の最大リトレース地点で測定。
ガイドライン⑥
A波・C波の平行ライン
A波始点とB波終点を結んだ線と、A波終点とC波終点を結んだ線が平行になることがよくある(図2-35)。

B波の波形別リトレース目安

B波の波形 リトレース率
B波がジグザグの場合 50〜79%
B波がフラット・複合修正波の場合 38〜79%
B波が収縮型・バリアー型トライアングルの場合 38〜50%
B波がランニングトライアングルの場合 10〜40%

※リトレース比率はB波の最大リトレース地点で測定(B波がトライアングルなら(a)波終点で判定)

ガイドライン④の実践活用

💡 ジグザグかインパルスかの判断

進行中の波動がジグザグかインパルスかを判断する際、3番目の波(3波かC波)の傾きで判断できます:

  • 3番目の波の傾きが緩やかジグザグ(リアクション波のモメンタム低下)
  • 3番目の波の傾きが急3波の可能性が高い(インパルス)

実践時の注意

⚠ リトレース目安の適合確率はそれほど高くない
ガイドライン⑤(B波の波形別リトレース率)の実際のチャートへの適合確率はそれほど高くないのが実情です。参考程度に考えておくことが推奨されます。リトレース率だけでB波の波形を断定するような分析は避けるべきです。
📐 ガイドライン活用の原則
  • ガイドラインは「そうなることが多い」目安であり、絶対ではない
  • 外れることもあるが、複数のガイドラインへの適合度でカウントの優劣を判断する
  • リトレース率の目安は参考程度に留め、波形の本質的な構造(A波が5波動など)を優先する

まとめ

ジグザグのガイドラインとB波リトレース目安は、ジグザグのカウント精度を高めるための重要な目安です。6つのガイドラインは、①C波の大きさ(A波の1倍・0.618倍・1.618倍)、②インターミーディエット以上のC波は大きな下落になりやすい、③5分足以下の小さなC波はA波と同程度か小さい、④A波よりC波の傾きが緩やかになりやすい、⑤A波に対するB波のリトレースは38〜79%(波形別に異なる)、⑥A波始点-B波終点とA波終点-C波終点の線が平行になりやすい、というものです。

B波のリトレース率はB波の波形によって異なり、ジグザグの場合50〜79%、フラット・複合修正波の場合38〜79%、収縮型・バリアー型トライアングルの場合38〜50%、ランニングトライアングルの場合10〜40%が目安です。ただし、これらの実際のチャートへの適合確率はそれほど高くないため、参考程度に考えておくことが推奨されます。ガイドライン④の傾きの違いは、進行中の波動がジグザグかインパルスかを判断する実践的な手がかりとなり、3番目の波(3波かC波)の傾きが緩やかならジグザグ、急なら3波の可能性が高いという判断に活用できます。

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