解説:X波とは
X波は複合修正波(ダブルスリー・トリプルスリー・ダブルジグザグ・トリプルジグザグ)においてアクション波(W波・Y波・Z波)の間をつなぐリアクション波(修正波)です。
X波自体も修正波であり、ジグザグ・フラット・トライアングル・複合修正波など様々な形をとります。ダブルスリーやトリプルスリーはフラットの代わりに出る波形であることから、X波はフラットのB波に相当する波と考えられます。
このため多くの場合、X波はひとつ前のアクション波の始点付近まで戻ります。ただしフラットのB波と違い「90%以上リトレースしなければならない」といったルールはありません。
X波の位置と役割(図解)
① X波=W終点から逆方向へ戻すつなぎ波 — クリックで展開
X波の役割と出現する波形
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役割:アクション波の間をつなぐリアクション波
X波はアクション波(W・Y・Z)の間をつなぐリアクション波で、アクション波の方向とは逆方向に動きます。
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出現する波形:あらゆる修正波になりうる
ジグザグ・フラット・トライアングル・ダブルジグザグ・ダブルスリーなど。X波自体が複合修正波になることも多いのが特徴です。
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最も多い形:ジグザグ(急こう配の修正)
X波として最も頻繁に出現するのはジグザグです。急こう配の修正としてW波の終点から素早く戻す動きになります。
X波になりうる波形
リトレースの目安と制限
X波はフラットのB波に相当するため、多くの場合はひとつ前のアクション波の始点付近まで戻る。ただしフラットのB波と違い「90%以上リトレースしなければならない」というルールはありません。
トリプルスリーの最初のX波はトライアングルになりません。これは複合修正波のルールのひとつです。
プレクターの解釈との違い
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階層の解釈の違い
プレクターはX波をW・Y・Z波より1つ下の階層と考えていますが、筆者はX波も同等の階層として解釈しています。
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実際の観察結果
実際の観察でもX波がW・Y・Z波よりひとつ下の階層というほど小さくなることはあまりありません。X波が同じ階層の波として扱える事例が多く見られます。
ダブルスリーかダブルジグザグかの判別
Y波がW波終点を大きく超えた場合の判定は重要です:
- X波でW波をほぼ100%リトレースしている場合 → ダブルスリーとして成立しうる
- X波のリトレースが小さいのにY波がW波終点を大きく超えた場合 → 別のカウント(ダブルジグザグなど)を探すべき
X波完成の難しさ
関連用語
まとめ
X波(つなぎ波)は複合修正波においてアクション波(W・Y・Z)をつなぐリアクション波です。ジグザグ・フラット・トライアングル・複合修正波などあらゆる修正波形をとる柔軟な波で、最も多いのはジグザグ(急こう配の修正)です。ダブルスリーやトリプルスリーはフラットの代わりに出る波形のため、X波はフラットのB波に相当すると考えられ、多くの場合はひとつ前のアクション波の始点付近まで戻ります。ただし「90%以上リトレース」のようなルールはありません。
X波にはトリプルスリーの最初のX波はトライアングルにならないという制限があります。プレクターはX波をW・Y・Z波より1つ下の階層と考えていますが、筆者は同等の階層として解釈しています。Y波がW波を大きく超えた場合はX波のリトレース率と組み合わせて判定することが重要で、X波でW波をほぼ100%リトレースしていればダブルスリーとして成立しうる一方、X波のリトレースが小さいのにY波が大きく超えた場合は別のカウント(ダブルジグザグなど)を探すべきです。X波はあらゆる修正波形をとるため完成点の特定が難しく、推進波の1波と見誤りやすいのがカウントを複雑にする主な原因のひとつです。
