解説:フラットとは
フラットは3-3-5という3波動構成の修正波です。A波は修正波、B波も修正波でA波の始点近辺まで戻り、C波は推進波でその終点はA波終点を少し超えるという形が基本形です。この基本形をレギュラーフラットと呼びます。
フラットはA波・B波・C波ともに同じくらいのレンジを行き来して横に進むような形になるので「フラット」という名前になっています。
フラットは難解な波形と言われています。副次波のA波またはB波自体がフラットになることがあり、そうした場合にはとてもカウントが難解になるからです。
フラットの3種類(図解)
① レギュラーフラット(基本形)— クリックで展開
② 拡大型フラット(エクスパンデッドフラット)— クリックで展開
③ ランニングフラット — クリックで展開
フラットの基本構造(A・B・C波)
3つのフラットの種類
| 種類 | B波の特徴 | C波の特徴 |
|---|---|---|
| レギュラーフラット | A波の90%以上(おおむね始点付近)まで戻す | A波終点付近で終わる(A・B・Cがほぼ同程度の大きさ) |
| 拡大型フラット (エクスパンデッド) |
A波始点を超える(105%以上リトレース) | A波終点を超えて終わる(C波がA波より大きい) |
| ランニングフラット | A波始点を超える(105%以上リトレース) | A波終点を超えることに失敗(メジャートレンドへの圧力が強い) |
重要ポイント(詳細解説)
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副次波の構成:3-3-5
A波(3波動・修正波)+B波(3波動・修正波)+C波(5波動・推進波またはダイアゴナル)の構成。これがフラットの定義です。
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A波には「修正波の波形のアクション波」が出る
A波は一回り大きな波と同じ方向なのでアクション波ですが、副次波の波形は修正波になります。「アクション波=推進波ではない」点に注意してください。
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A波とB波のオルタネーション
A波とB波はともに修正波ですが違った波形になりやすいです。A波がジグザグならB波はフラット、A波がフラットならB波はジグザグというパターンが多いです。
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A波とB波がどちらもジグザグになるケース
A波がジグザグでB波もジグザグになるケースはあります。その場合、A波がシンプルなジグザグ・B波が複雑なジグザグというように複雑さでオルタネーションの習性が見られることもあります。
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C波はダイアゴナルにもなる
C波はインパルスだけでなくダイアゴナルになることもあります。エンディングダイアゴナルとしてフラットのC波に出現することがしばしばあります。
フラット成立要件
- B波成立要件:B波がA波を90%以上リトレースしている(最大リトレース地点で測定)
- B波がトライアングルや複合修正波の場合:その最大リトレース地点(トライアングルなら(a)波終点)で判定する
- 拡大型フラットの成立要件:B波がA波を105%以上リトレースしている必要がある。90〜105%未満の場合はC波がA波終点を超えていてもエクスパンデッドフラットとは判定しない
フラットの出現位置
フラットはジグザグと同じく修正波が出現するすべての箇所に出現します。特に出現傾向が以下のようになっています。
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インパルスの2波より4波に出現しやすい
インパルスの中ではフラットは2波よりも4波に出現しやすい傾向があります。4波は横ばいの修正になりやすく、フラットが代表的な波形です。
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フラットの中ではA波かB波のどちらかがフラットになることが多い
フラットの中ではA波かB波のどちらかがフラットになることが多く、これがフラットを難解な波形にしている要因のひとつです。
関連用語
まとめ
フラットは3-3-5の3波動構成の修正波で、A波・B波・C波が同じくらいのレンジを行き来して横に進む形です。基本形はレギュラーフラットで、B波がA波始点付近まで戻し、C波がA波終点付近で終わります。B波の大きさによって拡大型(エクスパンデッド)とランニングの変形があります。
拡大型フラットはB波がA波始点を超え、C波がA波終点を超える形で、レギュラーフラットよりも多く出現することが知られています。ランニングフラットはB波がA波始点を超えながらもC波がA波終点を超えられない形で、メジャートレンドへの圧力が強いことを示します。フラット成立の判定基準はB波がA波を90%以上リトレースしているかであり、105%以上なら拡大型と判定します。フラットは副次波がフラットになることがあるため難解な波形と言われ、慎重なカウントが求められます。
