複合修正波のルール(5つ)

🌐 English version →

「複合修正波のルール(5つ)」は、ダブルスリー・トリプルスリーの副次波に関する5つの絶対的な制約です。①アクション波はシングル修正波のみ、②ジグザグは1つだけ、③トライアングルは最後のアクション波のみ、④拡大型トライアングルはアクション波に不可、⑤トリプルスリーの最初のX波にトライアングル不可。これらはルール(絶対的な制約)であり、ガイドライン(傾向)ではありません。

解説:複合修正波のルールとは

ダブルスリー・トリプルスリーの副次波に関するルールは以下の5つです。これらはルール(絶対的な制約)であって、ガイドライン(傾向)ではありません。カウントを評価する際にこれらのルールに違反していないかを確認することが重要です。

複合修正波の5つのルール

ルール①
アクション波(W・Y・Z)はシングル修正波のみ
アクション波であるW波・Y波・Z波はいずれもシングルの修正波になる。ダブルジグザグやダブルスリーなどの複合修正波にはならない
ルール②
ジグザグはアクション波のうちひとつだけ
ジグザグはアクション波のうちひとつにしか出ない(W・Y・Zのうちどれかひとつだけ)。
ルール③
トライアングルは最後のアクション波のみ
トライアングルはW波・Y波・Z波のうち最後のアクション波にしか出ないダブルスリーならY波のみ、トリプルスリーならZ波のみ)。
ルール④
アクション波に拡大型トライアングルは不可
アクション波に拡大型トライアングルは出ない
ルール⑤
トリプルスリーの最初のX波にトライアングルは不可
リアクション波であるX波はあらゆる修正波になる可能性があるが、トリプルスリーにおいて最初のX波にはトライアングルは出ない

重要ポイント

🔑 アクション波は推進波にならない

W波・Y波・Z波が推進波(インパルスやダイアゴナル)になることはありません。複合修正波はあくまで修正波が連結した形です。

⚠ ダイアゴナルの副次波表記に注意
ダイアゴナルは推進波であるため副次波は数字表記(1・2・3・4・5)を使います。修正波の副次波をアルファベット(a・b・c)で数えている場合はダイアゴナルではありません。これによりカウント上の波形誤認を防げます。

確認問題の解答(図2-84)

📝 ダブルスリー・トリプルスリーとして正しいカウントの判定
選択 判定 理由
Y波がトライアングルだがW波価格帯より下に位置し横ばいになっていない
W波がトライアングルで先頭に来ている=ルール③違反
Y波全体がダイアゴナルになっている=W・Y波は推進波にならない
W波のc波がダイアゴナルでも問題なし

ルール活用の実践

  1. カウント評価の必須チェック

    複合修正波と想定したカウントは、5つのルールすべてに違反していないかを必ず確認します。1つでも違反していたらそのカウントは無効です。

  2. 「ルール」と「ガイドライン」の区別

    5つのルールは絶対的な制約であり、違反するカウントは無効になります。一方、ガイドラインは傾向・目安であり、違反しても無効にはなりません。

  3. 副次波の波形を慎重に確認

    W波・Y波・Z波の副次波が複合修正波になっていないか、トライアングルが正しい位置にあるか、拡大型トライアングルになっていないかを慎重に確認します。

まとめ

複合修正波のルール(5つ)は、ダブルスリー・トリプルスリーの副次波に関する絶対的な制約です。①アクション波(W・Y・Z)はシングル修正波のみで、複合修正波にはなりません。②ジグザグはアクション波のうちひとつだけに出現します。③トライアングルは最後のアクション波のみ(ダブルスリーならY波、トリプルスリーならZ波)。④アクション波に拡大型トライアングルは出現しません。⑤トリプルスリーの最初のX波にはトライアングルは出ません

これらはルール(絶対的な制約)であり、ガイドライン(傾向)ではないため、1つでも違反するカウントは無効になります。重要ポイントとして、W波・Y波・Z波が推進波(インパルスやダイアゴナル)になることはなく、複合修正波はあくまで修正波が連結した形であることを覚えておきましょう。ダイアゴナルは推進波であるため副次波は数字表記(1・2・3・4・5)を使い、修正波の副次波はアルファベット(a・b・c)で数えるという表記の違いも、波形誤認を防ぐ重要な手がかりとなります。確認問題の解答(図2-84)のように、これら5つのルールに照らして各カウントを検証することがカウント精度を高めるうえで欠かせません。

📖 辞典アプリで詳細を見る →