解説:複合修正波のルールとは
ダブルスリー・トリプルスリーの副次波に関するルールは以下の5つです。これらはルール(絶対的な制約)であって、ガイドライン(傾向)ではありません。カウントを評価する際にこれらのルールに違反していないかを確認することが重要です。
複合修正波の5つのルール
重要ポイント
W波・Y波・Z波が推進波(インパルスやダイアゴナル)になることはありません。複合修正波はあくまで修正波が連結した形です。
確認問題の解答(図2-84)
| 選択 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| ア | ✗ | Y波がトライアングルだがW波価格帯より下に位置し横ばいになっていない |
| イ | ✗ | W波がトライアングルで先頭に来ている=ルール③違反 |
| ウ | ✗ | Y波全体がダイアゴナルになっている=W・Y波は推進波にならない |
| エ | ○ | W波のc波がダイアゴナルでも問題なし |
ルール活用の実践
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カウント評価の必須チェック
複合修正波と想定したカウントは、5つのルールすべてに違反していないかを必ず確認します。1つでも違反していたらそのカウントは無効です。
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「ルール」と「ガイドライン」の区別
5つのルールは絶対的な制約であり、違反するカウントは無効になります。一方、ガイドラインは傾向・目安であり、違反しても無効にはなりません。
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副次波の波形を慎重に確認
W波・Y波・Z波の副次波が複合修正波になっていないか、トライアングルが正しい位置にあるか、拡大型トライアングルになっていないかを慎重に確認します。
関連用語
まとめ
複合修正波のルール(5つ)は、ダブルスリー・トリプルスリーの副次波に関する絶対的な制約です。①アクション波(W・Y・Z)はシングル修正波のみで、複合修正波にはなりません。②ジグザグはアクション波のうちひとつだけに出現します。③トライアングルは最後のアクション波のみ(ダブルスリーならY波、トリプルスリーならZ波)。④アクション波に拡大型トライアングルは出現しません。⑤トリプルスリーの最初のX波にはトライアングルは出ません。
これらはルール(絶対的な制約)であり、ガイドライン(傾向)ではないため、1つでも違反するカウントは無効になります。重要ポイントとして、W波・Y波・Z波が推進波(インパルスやダイアゴナル)になることはなく、複合修正波はあくまで修正波が連結した形であることを覚えておきましょう。ダイアゴナルは推進波であるため副次波は数字表記(1・2・3・4・5)を使い、修正波の副次波はアルファベット(a・b・c)で数えるという表記の違いも、波形誤認を防ぐ重要な手がかりとなります。確認問題の解答(図2-84)のように、これら5つのルールに照らして各カウントを検証することがカウント精度を高めるうえで欠かせません。
