「スーパーサイクル」「グランドスーパーサイクル」は、エリオット波動における最上位クラスの波の階層を指します。グランドスーパーサイクルは数百年規模、スーパーサイクルは数十年規模の大きな相場サイクルを表します。日経平均では戦後〜1989年バブルピークまでがスーパーサイクル級の上昇波動とみられています。
解説:最上位クラスの波の階層
エリオット波動では、最も大きな波の階層をグランドスーパーサイクル(数百年規模)、次をスーパーサイクル(数十年規模)と呼びます。これらは波の階層(→波の階層)の中でも最上位に位置する階層であり、長期的な相場サイクルの大きな流れを把握する際に用いられます。
グランドスーパーサイクル
Grand Supercycle
スケール:数百年規模
エリオット波動における最も大きな階層。複数世紀にわたる相場の大きな潮流を扱う。
スーパーサイクル
Supercycle
スケール:数十年規模
グランドスーパーサイクルの一回り下の階層。数十年単位の上昇波動・修正波動を扱う。
日経平均における事例
DATA配列に記載されている、日経平均のスーパーサイクル級カウントに関する解釈は以下のとおりです。
戦後〜1989
スーパーサイクル級の上昇波動とみられる。戦後復興から高度経済成長を経て1989年12月の日経平均バブルピーク(38,915円)に至る長期上昇トレンド。
1990〜
スーパーサイクル級の修正波動と想定。バブル崩壊から続く低迷期は、上記の上昇波動を修正する大きな下降・横ばい局面として捉えられる。
2009.3
リーマンショック後の安値。この地点がスーパーサイクル級の修正波動の終点となるかどうかは、断定的な結論は出せていないのが現状。
ポイント詳細
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日経平均の戦後〜1989年バブルピークはスーパーサイクル級の上昇波動とみられる
戦後の復興・高度経済成長から1989年12月の日経平均バブルピークまでの長期上昇トレンドは、その期間の長さと規模からスーパーサイクル級(数十年規模)の上昇波動として捉えるのが妥当とされます。
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1990年以降の低迷はスーパーサイクル級の修正波動と想定
バブル崩壊以降の低迷期は、戦後の上昇波動を修正するスーパーサイクル級の修正波動として位置づけられます。修正波動は時間的に長期化することがあるため、数十年単位の調整局面として捉えます。
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2009年3月安値(リーマンショック後)がそのスーパーサイクル修正の終点かどうかは断定的な結論は出せていない
2009年3月のリーマンショック後の安値が、上述のスーパーサイクル修正波動の終点となったかどうかは、現時点では断定的な結論は出せていないとされています。最上位階層のカウントは長期的な検証が必要なため、確定までに時間を要します。
関連用語
まとめ
スーパーサイクル・グランドスーパーサイクルは、エリオット波動における最上位クラスの波の階層です。グランドスーパーサイクルは数百年規模、スーパーサイクルは数十年規模の相場サイクルを表します。
日経平均では、戦後〜1989年バブルピークまでがスーパーサイクル級の上昇波動、1990年以降の低迷がスーパーサイクル級の修正波動とみられています。2009年3月のリーマンショック後の安値がそのスーパーサイクル修正の終点かどうかは、現時点では断定的な結論は出ていません。
