フラットのガイドラインとB波判定の実践

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「フラットのガイドラインとB波判定の実践」は、フラットを判別する際のB波のリトレース率(90%以上)の測定方法と、フラットの6つのガイドラインを解説します。B波がトライアングルや複合修正波の場合は、終点ではなく最大リトレース地点で測定します。本記事では実践的な判定方法を詳しく解説します。

解説:フラット判定の重要性

フラットかどうかを判定する際のB波のリトレース率の測定方法と、フラットのガイドラインについてまとめます。フラットのB波は波形によって最大リトレース地点が異なるため、測定方法を正しく理解することが重要です。

フラット成立要件

📐 フラット成立の絶対要件

B波がA波を最大リトレース地点で90%以上リトレースしていることがフラット成立の要件です。

B波の波形別リトレース測定方法

B波の波形 リトレース測定地点
B波がジグザグの場合 B波の終点
B波がトライアングルの場合 トライアングルの終点(e波終点)ではなく、最大リトレース地点(通常は(a)波終点)
B波がランニングフラットの場合 ランニングフラットの最大リトレース地点((a)波終点)
B波が複合修正波の場合 同様に最大リトレース地点で判定
⚠ B波の終点ではなく「最大リトレース地点」で判定
B波がトライアングルや複合修正波の場合、B波の終点で判定するとリトレース率が低く出てしまうことがあります。必ずB波の最大リトレース地点(最も深く戻った地点)で判定することが重要です。

フラットの6つのガイドライン

ガイドライン①
B波のリトレース率(100〜138%)
フラットのB波のA波に対するリトレース率は通常100〜138%程度であるが、90%以上であればフラットとしての要件を満たす。138%超であるケースもあり、上限はない
ガイドライン②
C波の大きさ(A波の100〜165%)
通常、フラットのC波はA波の100〜165%の大きさになるとされているが、C波がA波の2.168倍以上になる「C波巨大化フラット」も珍しくない。
ガイドライン③
C波はA波終点を超えて終わる
通常、フラットのC波はA波の終点を超えて終わる。これを満たさないのはランニングフラットのみ。
ガイドライン④
A波とB波のオルタネーション
A波とB波はともに修正波であるが違った波形になりやすい(オルタネーション)。A波がジグザグならB波はフラット、A波がフラットならB波はジグザグなど。
ガイドライン⑤
A波・B波がフラットの場合の(c)波
フラットのA波またはB波の波形がフラットの時、その副次波(c)波はダイアゴナルになりやすい
ガイドライン⑥
B波の副次波の制限
フラットのB波が拡大型フラットやトライアングルの場合でも、通常はその副次波はフラットのA波終点を大きく超えていかない

実践時の重要ポイント

  1. 90%以上リトレースという基準

    90%未満ならフラットではなく、ジグザグまたは他の波形を検討します。

  2. B波の波形を見極める

    B波がジグザグなら終点で判定、トライアングルや複合修正波なら最大リトレース地点で判定します。

  3. C波巨大化フラットへの注意

    C波がA波の2.168倍以上になる「C波巨大化フラット」も珍しくないため、C波が大きすぎるからといってフラットを否定しないこと。

  4. B波の上限はない

    B波のリトレース率に上限はなく、138%超のケースも実在します。

まとめ

フラットのガイドラインとB波判定の実践では、フラット成立の絶対要件は「B波がA波を最大リトレース地点で90%以上リトレースしていること」です。B波の波形によって測定地点が異なり、ジグザグなら終点、トライアングル・ランニングフラット・複合修正波なら最大リトレース地点で判定します。終点で判定するとリトレース率が低く出てしまうため、必ず最大リトレース地点を使うことが重要です。

フラットの6つのガイドラインは、①B波のリトレース率は通常100〜138%(90%以上で成立、上限なし)、②C波の大きさは通常A波の100〜165%(C波巨大化も珍しくない)、③C波はA波終点を超えて終わる、④A波とB波はオルタネーション(違った波形になりやすい)、⑤A波・B波がフラットの場合その(c)波はダイアゴナルになりやすい、⑥B波が拡大型フラットやトライアングルの場合でも副次波はA波終点を大きく超えない、というものです。これらを総合的に確認することで、フラットの正確な判別とカウントが可能になります。

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