解説:インパルスの副次波は5-3-5-3-5
「インパルスは必ず5-3-5-3-5という構成になる」というのは、エリオット波動原理の根幹といえる重要な原則です。
インパルスの副次波の中で1波が3波動構成になったり、2波が5波動構成になったりすることはありません。副次波の中の推進波の1波と5波は、インパルスにもダイアゴナルにもなります。しかし、3波はインパルスのみです。
5-3-5-3-5の副次波構造(図解)
① インパルスの副次波は必ず5-3-5-3-5の構成 — クリックで展開
各副次波の構成詳細
| 副次波 | 分類 | 構成 | 取りうる波形 |
|---|---|---|---|
| 1 | アクション波 | 5波動 | 推進波(インパルスまたはダイアゴナル) |
| 2 | リアクション波 | 3波動 | 修正波(ジグザグ・フラット・複合修正波) ※トライアングルは原則出ない |
| 3 | アクション波 | 5波動 | インパルスのみ(ダイアゴナルにはならない) |
| 4 | リアクション波 | 3波動 | 修正波(ジグザグ・フラット・トライアングル・複合修正波) |
| 5 | アクション波 | 5波動 | 推進波(インパルスまたはダイアゴナル) |
重要ポイント(詳細解説)
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インパルスの副次波の構成(必須)
1波=推進波、2波=修正波、3波=インパルスのみ、4波=修正波、5波=推進波(インパルスまたはダイアゴナル)。この構成は絶対であり、これに反する波形はインパルスとは認定できません。
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2波と4波の取りうる波形
2波と4波はジグザグ・フラット・トライアングル・複合修正波のいずれかになります。修正波のあらゆる形が出現する可能性があります。
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2波には原則としてトライアングルは出ない
2波がトライアングルに見えるときは、Y波がトライアングルのダブルスリーであることがほとんどです。トライアングルは「最後のアクション波の直前」に出現するという原則があるため、2波には通常現れません。
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2波と4波のオルタネーション
2波と4波には別の波形になりやすいオルタネーションの習性があります。2波がジグザグなら4波はフラット・トライアングル系など、互いに異なる形になりやすいです。
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副次波数の合計は21(フィボナッチ数)
5+3+5+3+5=21。これはフィボナッチ数であり、エリオット波動原理とフィボナッチ数列の深い関係を示す例のひとつです。
インパルスが出現できる場所
インパルスは推進波の一種ですが、どこにでも出現するわけではありません。出現できる場所は以下のように限定されています。
カウントの判断基準
- 1波やC波がインパルスでもダイアゴナルとも認識できない波形 → 全体としてインパルスではない
- 3波がインパルスと認識できない波形 → 全体としてインパルスではない(概観がインパルスに見えてもダブルジグザグなどの修正波の可能性が高い)
関連用語
まとめ
インパルスの副次波の構成と出現場所は、エリオット波動原理の根幹です。インパルスは必ず5-3-5-3-5の構成になり、合計21(フィボナッチ数)の副次波で構成されます。1波・3波・5波は5波動(推進波)、2波・4波は3波動(修正波)です。
特に重要なのは3波はインパルスのみという点です。1波と5波はインパルスにもダイアゴナルにもなりますが、3波がインパルスと認識できない波形であれば、全体としてインパルスではないと判断できます。また2波と4波にはオルタネーションの習性があり、互いに異なる波形になりやすいです。インパルスが出現できる場所は、インパルス自身の1・3・5波、5-3-5-3-5型ダイアゴナルの1・3・5波、ジグザグのA波・C波、フラットのC波に限定されます。これらの構造を理解することがカウントの精度向上につながります。
