解説:段階的なエントリー
ダイアゴナルの買いポイントは、その波形の完了を確認してからにしたほうが合理的な損切りポイントも見つけやすいです。しかし完全に確定するまで待つとエントリーが遅れ、リウォードが小さくなってしまうトレードオフがあります。
そこでダイアゴナルでは、確認の段階に応じて4つの買いポイント(BUY1〜BUY4)を設定し、ポジションを段階的に積み上げる戦略が有効です。早い段階では小さなポジションで打診買いを行い、確定が進むにつれて買い増ししていきます。これにより、想定外の展開でも冷静に対処できる柔軟性を保ちます。
チャート図解
下降エンディングダイアゴナル後の4段階買いエントリー — クリックで展開
4つの買いポイント
STOP と TARGET
ポイント詳細
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BUY1:上値ラインを超えてきたポイント
エンディングダイアゴナルの上値ライン(くさび線の上側)を上抜けた地点。最も早い打診買いポイント。確度はやや低いが、リウォード幅が最大化されます。
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BUY2:Ⓒ波の副次波(4)波終点=(5)波始点を超えてきたポイント
下降相場の最終局面(Ⓒ波)の中の副次波(4)波終点を上抜けた地点。下降カウントが崩れ始めるサインで、中程度の確度。
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BUY3:v波の副次波のⒷ波終点を超えてきたポイント
v波の内部のⒷ波終点を上抜けた地点。v波内部での反転構造が確認できる段階で、確度がさらに上がります。
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BUY4:iv波終点を超えたポイント(ダイアゴナルの形がほぼ確定、最も確度が高いが遅い)
iv波終点を上抜けた地点。ダイアゴナルの形が事実上確定し、最も確度が高いエントリーポイント。ただしリウォード幅は最小になります。
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STOP:v波終点と想定したポイント(ここを割り込んだらシナリオ破たん)
損切りラインはv波終点。ここを割り込んだら、ダイアゴナル完成のシナリオが破たんしたと判断します。明確な客観基準。
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TARGET:ダイアゴナルの始点が暫定的なターゲット
利益確定の目処はダイアゴナルの始点。エンディングダイアゴナル完成後は始点付近まで急速に戻す傾向があるためです(→ダイアゴナルに続く波動の想定)。
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一度に大きなポジションを取らず、BUY1からBUY4まで段階的に積み上げることで、想定外の展開でも冷静に対処できる
最大の利点は段階的なポジション積み上げ。一度に全資金を投入せず、確認の進行に応じて買い増していくことで、想定外の展開でもダメージを最小化できます。エリオット波動の柔軟な実践運用の代表例。
関連用語
まとめ
ダイアゴナルにおけるトレード戦略は、エンディングダイアゴナルの完成を段階的に確認しながらBUY1〜BUY4の4つの買いポイントでポジションを積み上げる実践手法です。BUY1(上値ライン突破)は早期かつリウォード大、BUY4(iv波終点超え)は遅いが高確度。
STOPはv波終点、TARGETはダイアゴナル始点に設定します。一度に大きなポジションを取らず段階的に積み上げることで、想定外の展開でも冷静に対処できる柔軟性を保ちます。
