解説:ダイアゴナルとは
ダイアゴナルは5波動構成の推進波で、副次波の構成は3-3-3-3-3か5-3-5-3-5です。
波の大きさが徐々に小さくなりながら、上下どちらかに突き出る形(ウェッジ型=くさび型)になるのが特徴です。波の大きさが徐々に大きくなる逆ウェッジ型(拡大型)もあります。
通常、4波が1波に重なります。この点がインパルスとの大きな違いです。「4波が1波に重なる」という特徴からもわかるように、インパルスに比べるとすっきりした推進波とは言えず、躊躇しながら推進していくような、修正波の性格を帯びた推進波です。
基本ウェッジ型ダイアゴナル(図解)
① 基本ウェッジ型:4波が1波に食い込む — クリックで展開
ダイアゴナルの3つの共通特徴
重要ポイント(詳細解説)
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上値ライン・下値ラインの引き方
上値ライン=1波終点と3波終点を結んだ線、下値ライン=2波終点と4波終点を結んだ線。ラインを引く際は波動の終点に固執するのではなく、全体がウェッジ型になるように引くことを心がけます。
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2波と4波のリトレース率
先行する波(1波や3波)を66%から81%リトレースすると言われていますが、これは「おおよその目安」であり、こうならないケースも多々見られます。
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リアルタイムでの判定の難しさ
ダイアゴナルはリアルタイムではどこで終わったのかを判断するのが難しいのが特徴です。収縮型が完成したと思っても拡大型に発展する可能性があります。
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3波延長後の5波に出やすい
3波がインパルスの中で延長した後の5波にダイアゴナルが出やすい傾向があります(「3波が行き過ぎた」時に、その後の5波に出やすい)。
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小さな波動ではリーディングダイアゴナルが多い
サブミニュエット級より小さな波動では、インパルスの1波がリーディングダイアゴナルとなることがとても多いのが観察されています。
ダイアゴナルの出現位置
ダイアゴナルは推進波の一種ですが、出現できる位置は限定されています。一回り大きな副次波としては最初か最後の波として出現します。
| 大きな波の中の位置 | ダイアゴナルの種類 |
|---|---|
| インパルスの1波 | リーディングダイアゴナル |
| インパルスの5波 | エンディングダイアゴナル |
| ジグザグのA波 | リーディングダイアゴナル |
| ジグザグのC波 | エンディングダイアゴナル |
| フラットのC波 | エンディングダイアゴナル |
実践上の重要な注意点
関連用語
まとめ
ダイアゴナルは5波動構成の推進波で、インパルスとは異なる独自の特徴を持ちます。最大の相違点は「4波が1波に重なる」こと、そして全体がウェッジ型(くさび型)を形成することです。副次波の構成は3-3-3-3-3または5-3-5-3-5となり、修正波の性格を帯びた推進波として躊躇しながら推進していきます。
ダイアゴナルは「最初の波」(リーディング)または「最後の波」(エンディング)として出現する位置が限定されており、インパルスの1波・5波、ジグザグのA波・C波、フラットのC波という決まった場所に現れます。実践上はリアルタイムでは判定が難しい波形であり、収縮型が完成したと思っても拡大型に発展する可能性があるため、慎重なカウントが求められます。3波延長後の5波や、サブミニュエット級より小さな波動の1波には特に出やすい傾向があります。
