比率関係(フィボナッチ)

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「比率関係(フィボナッチ)」とは、同じ波の副次波同士がフィボナッチ比率の関係になりやすいというエリオット波動のガイドライン。まだ研究途上の領域です。最重要比率は0.382・0.618・1.618で、誤用しやすい非フィボナッチ比率にも注意が必要です。

解説

最重要フィボナッチ比率は0.382・0.618・1.618です。これらは黄金比に由来する比率で、エリオット波動の副次波同士の関係性に頻繁に現れます。

一方で、0.764・0.786・1.236・1.382・3.618はフィボナッチ比率ではありません。これらの数値はテクニカル分析の文脈で誤って「フィボナッチ比率」として扱われることがありますが、本来のフィボナッチ数列から導かれる比率ではない点に注意が必要です。

複数の比率関係が同じ価格水準で重なる地点は、転換点になる確率が高まります。またカウント検証においては、4波終点で全体が黄金比(0.382:0.618)に近い比率で分割できるかを確認することが有効です。

チャート図解

① フィボナッチ比率の分類(正・非) — クリックで展開
最重要フィボナッチ比率 0.382 0.618 1.618 その他主なフィボナッチ比率 0.236 2.618 4.236 ⚠ フィボナッチ比率ではない(誤用注意) 0.764 0.786 1.236 1.382 3.618 ※ 赤枠の数値はテクニカル分析で頻出するが、本来のフィボナッチ比率ではない
フィボナッチ比率の分類一覧。金色枠が正しいフィボナッチ比率(最重要・その他)、赤枠が誤って使われがちな非フィボナッチ比率。エリオット波動分析では正しい比率を使うことが重要。
② カウント検証:4波終点で黄金比分割 — クリックで展開
S 1 2 3 4 5 0.382 0.618 4波終点で黄金比 0.382:0.618 に分割
インパルス全体の価格幅(Sから5波終点まで)を、4波終点が0.382:0.618の黄金比で分割している。カウントが正しい場合に観察されやすいパターン。カウント検証の重要な指標。
図の見方:①では正しいフィボナッチ比率(金色)と誤用注意の比率(赤)を視覚的に区別。②では4波終点で全体価格幅が黄金比に分割される様子を寸法線で示しています。

ポイント詳細

  1. 最重要:0.382、0.618、1.618

    これらは黄金比に由来するフィボナッチ比率の中核。エリオット波動分析で最も頻繁に観察される。

  2. その他主なもの:0.236、2.618、4.236

    最重要ほどではないが、エリオット波動分析で使われる主なフィボナッチ比率。

  3. フィボナッチ比率ではないもの:0.764、0.786、1.236、1.382、3.618(注意!)

    これらの数値はテクニカル分析で誤ってフィボナッチ比率として扱われることがあるが、本来のフィボナッチ数列から導かれる比率ではない。使用時には注意が必要。

  4. 比率関係が複数重なる地点は転換点になる確率が高まる

    異なるフィボナッチ比率による複数の目処が同じ価格水準で重なった場合、その地点はトレンド転換点となる可能性が高い。

  5. カウント検証:4波終点で黄金比(0.382:0.618)に近い比率で分割できるか確認

    インパルス全体の価格幅を4波終点が0.382:0.618に近い比率で分割している場合、そのカウントは黄金比のガイドラインに適合していると判断できる。

まとめ

比率関係(フィボナッチ)は、エリオット波動の副次波同士がフィボナッチ比率の関係になりやすいというガイドラインで、まだ研究途上の領域です。

最重要比率は0.382・0.618・1.618、その他に0.236・2.618・4.236があります。一方で0.764・0.786・1.236・1.382・3.618はフィボナッチ比率ではないため誤用に注意が必要です。複数の比率関係が重なる地点はトレンド転換点となる可能性が高く、4波終点での0.382:0.618分割はカウント検証の指標として活用できます。

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