比率関係:1波延長ケース

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「比率関係:1波延長ケース」とは、インパルスの1波が延長する場合の比率関係を示すエリオット波動のガイドライン。2波終点から5波終点までの大きさは1波の0.618倍が目処となります。

解説

インパルスの1波が延長するケースでは、2波終点から5波終点までの大きさは1波の大きさの0.618倍が目処になります。

1波延長型は、3波延長型・5波延長型と比べると出現頻度が低いタイプのインパルスです。最初の1波が最も大きく延長し、その後の2〜5波全体は1波の0.618倍にとどまるのが特徴です。

ただし、このガイドラインには重要な制約があります。2波のリトレースが61.8%を超える場合、このガイドラインは成り立ちません。2波がそれ以上深く修正すると、4波が1波と重なってしまいインパルスのルールに違反してしまうためです。

チャート図解

1波延長 = 1.000、2波終点〜5波終点 = 0.618 — クリックで展開
1.000 0.618 S 1 2 3 4 5 1波(延長)= 1.000、2波終点〜5波終点 = 0.618
1波が大きく延長し、その後の2波終点から5波終点までの上昇は1波の0.618倍が目処となる典型例。1波の大きさ(赤の寸法線)と、2波終点〜5波終点までの上昇幅(青の寸法線)を比較すると、後者が約0.618倍になっている。
⚠ ガイドラインの制約
2波のリトレースが61.8%を超えると、4波が1波と重なってインパルスのルールに違反するため、このガイドラインは成り立たなくなります。1波延長ケースではプレクター本のガイドラインがまだ検証不十分な面があり、ケースバイケースで柔軟に使う必要があります。
図の見方:1波(赤の太線)が大きく延長し、その後の2〜5波全体(金色)が1波の0.618倍にとどまっている点に注目してください。

ポイント詳細

  1. 2波終点〜5波終点の大きさ = 1波 × 0.618

    1波延長型では、1波が大きく延長し、2波終点から5波終点までの上昇幅は1波の0.618倍が目処となる。

  2. 2波のリトレースが61.8%を超えるとこのガイドラインは成り立たない

    2波のリトレース率が61.8%を超えると、4波が1波と重なってインパルスのルールに違反するため、このガイドラインは適用できない。2波のリトレースは61.8%よりかなり小さくなる必要がある。

まとめ

比率関係:1波延長ケースは、インパルスの1波が延長する場合の比率関係を示すガイドラインです。

1波の大きさを基準として、2波終点から5波終点までの上昇幅は1波の0.618倍が目処となります。ただし、2波のリトレースが61.8%を超えるとこのガイドラインは成り立たない点に注意が必要です。このガイドラインはまだ検証不十分な面もあるため、ケースバイケースで柔軟に活用していく必要があります。

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