ジグザグのガイドラインとB波リトレース目安

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ジグザグにおけるC波の大きさ・B波のリトレース率・A波とC波の傾きの関係などのガイドライン。B波の波形によってリトレース率の目安が異なる(38〜79%)。

解説

ジグザグのガイドラインとして、C波の大きさ、B波のリトレース率、A波とC波の傾きの関係などがあります。これらはあくまで「そうなることが多い」という目安であり、外れることもあります。

波の階層一覧

名称 英語名 表記 期間
B波がジグザグの場合 B wave = Zigzag 50〜79% A波に対するB波のリトレース目安
B波がフラット・複合修正波の場合 B wave = Flat / Combination 38〜79% A波に対するB波のリトレース目安
B波が収縮型・バリアー型トライアングルの場合 B wave = Contracting / Barrier Triangle 38〜50% A波に対するB波のリトレース目安
B波がランニングトライアングルの場合 B wave = Running Triangle 10〜40% A波に対するB波のリトレース目安

ポイント

  • ガイドライン①:C波の大きさはA波と同じ大きさか、A波の0.618倍、または1.618倍が目安
  • ガイドライン②:インターミーディエット以上のC波は一般的に大きな下落になりやすい。それまで市場にまん延していた楽観的な見かたが打ち砕かれるような急落になることもある
  • ガイドライン③:5分足以下のチャートで確認する波動のC波はA波と同程度か小さくなるケースが多く、ごくまれだがフェイラーになることもある
  • ガイドライン④:A波の傾きに比べてC波の傾きが緩やかになることがよくある。これはリアクション波としてのモメンタムが次第に低下していることを意味する。※進行中の波動がジグザグかインパルスかを判断する際、3番目の波(3波かC波)の傾きが緩やかならジグザグ、急なら3波の可能性が高いという判断ができる
  • ガイドライン⑤:A波に対するB波のリトレースは38%から79%が目安であり、B波の波形によって上記の表のような目安となる(リトレースの比率はB波の最大リトレース地点で測定する)。※このガイドラインは実際のチャートへの適合確率はそれほど高いとは言えず、参考程度に考えておくこと
  • ガイドライン⑥:A波始点とB波終点を結んだ線と、A波終点とC波終点を結んだ線が平行になることがよくある(図2-35のような形)
  • リトレース目安の注意:実際のチャートへの適合確率はそれほど高くない→参考程度にとどめること

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