カウントの検証方法

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「カウントの検証方法」とは、立てたエリオット波動カウントが正しいかどうかをルール・ガイドラインに照らして多角的に検証する手法のこと。ガイドラインとの不適合が多いカウントは「疑いが多すぎる」と評価して別のカウント案を探します。複数のカウントを並べて優劣をつけていくのが基本となります。

解説:カウントの検証とは何か

エリオット波動分析では、カウント案を立てた後に、そのカウントが正しいかどうかを複数の視点から検証することが重要です。ひとつのカウントだけに固執していると相場の動きを見誤る恐れがあるため、ルール(絶対的な制約)とガイドライン(傾向)の両方の観点からチェックを行います。

検証の結果、ガイドラインとの不適合が多いカウントは「絶対に誤りとは断言できないが疑いが多すぎる」と評価し、別のカウント案を探す姿勢が大切です。複数のカウント案を並列で検討し、ルール・ガイドラインへの適合度で優劣をつけていくことで、より精度の高い波動分析が可能になります。

検証チェックリスト

カウントを立てたら、以下の観点から検証していきます。緑(✓適合チェック)は必ず満たすべき項目、赤(✗逸脱チェック)は不適合があれば疑いが生じる項目です。

ルール1〜3インパルスの3大ルール(1波と4波が重ならない・2波が1波始点を割り込まない・3波がアクション波で最小にならない)を満たしているか
副次波構成副次波がインパルスとカウントできるか。インパルスの3波は必ずインパルスまたはダイアゴナルでなければならない
2波の深さ2波はジグザグ系の場合、1波を深くリトレースするはず。浅いリトレースのままならガイドライン逸脱
オルタネーション2波と4波が異なる波形になっているか。ともにジグザグ系であればオルタネーション未達成(→オルタネーション
プリービアス4波4波はその前の波(3波)の副次波4波の範囲まで修正するはず。修正が足りない場合はガイドライン逸脱(→修正波の深さ(プリービアス4波)
チャネルインパルス全体がおおむねチャネルに収まるはず(→チャネリング

ポイント詳細

  1. ガイドラインとの不適合が多いカウントは「絶対に誤りではないが疑いが多すぎる」と評価すべき

    ルール違反は絶対的にカウントが誤りであるサインですが、ガイドライン逸脱は「必ずしも誤りとは限らない」ものの、不適合の数が多くなるほど疑いが強まると評価すべきです。複数のガイドラインから逸脱しているカウントは見直しを検討します。

  2. インパルスとカウントしたい波形が修正波でもルール通りカウントできる場合はそちらの可能性を重視する

    「これは推進波(インパルス)であってほしい」という願望でカウントしていると見誤りやすくなります。同じ波形が修正波(ジグザグ・フラットなど)としてもルール通りカウントできる場合は、修正波の可能性を重視するのが安全な姿勢です。

  3. 複数のカウント案を並べ、どれがルール・ガイドライン適合度が高いかで優劣をつける

    複数のカウント案を並列で検討し、それぞれがルール・ガイドラインにどの程度適合しているかを比較します。適合度が最も高いカウントをメインシナリオ、その次をサブシナリオとして保持しながら相場の動きに応じて優劣を更新していくのが実践的な進め方です。

まとめ

カウントの検証方法は、立てたカウントが正しいかどうかをルール・ガイドラインに照らして多角的に検証する手法です。インパルスの3大ルール・副次波構成といった必ず満たすべき項目から始まり、2波の深さ・オルタネーション・プリービアス4波・チャネルといったガイドラインの観点まで含めて多面的に確認します。

ガイドラインとの不適合が多いカウントは「疑いが多すぎる」と評価し、別のカウント案を探します。複数のカウント案を並べて適合度で優劣をつけるのが実践的な進め方です。

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