「オルタネーション」とは、同じ波の副次波の修正波同士が、互いに異なる波形になりやすいというエリオット波動のガイドライン。インパルス内の2波と4波、フラット内のA波とB波で観察される習性です。
解説
オルタネーション(交互)とは、同じ波の副次波の修正波が互いに異なる波形になりやすいというガイドラインです。
「交互」という名のとおり、同じ階層に並ぶ2つの修正波は、似たような形ではなく対照的な形をとる傾向があります。具体的にはインパルスの2波と4波、フラットのA波とB波という位置で見られます。
2波がジグザグ系(急な修正)になった場合、4波はフラット・トライアングル系(横ばいの修正)になりやすく、その逆も成り立ちます。フラットでもA波とB波で同様の傾向があり、A波がジグザグならB波はフラット、A波がフラットならB波はジグザグというパターンが多く見られます。
チャート図解
2波=ジグザグ・4波=フラットのオルタネーション例 — クリックで展開
2波が急こう配なジグザグで終わり、4波が横ばいのフラットになっている形。2波と4波の波形が「交互」に異なっているのがオルタネーションの典型例。赤の網掛け範囲が2波の急な修正、青の網掛け範囲が4波の横ばい修正を示す。
図の見方:2波(赤)と4波(青)の網掛け範囲を比較してください。同じインパルス内の2つの修正波が、まったく異なる波形をとっている点に注目です。
ポイント詳細
-
インパルス:2波は急な修正(ジグザグ系)、4波は横ばいの修正(フラット・トライアングル系)になりやすい
インパルス内の2波と4波という同じ階層の修正波同士は、対照的な波形をとる傾向がある。逆のパターン(2波がフラット、4波がジグザグ)も成立する。
-
フラット:A波がジグザグならB波はフラット、A波がフラットならB波はジグザグになりやすい
フラット内のA波とB波という修正波の関係においても、オルタネーションの習性が観察される。
-
カウント検証:②波がジグザグ、④波がフラットとなればオルタネーション適合
カウントの妥当性を検証する指標として、②波と④波の波形を確認する。異なる波形になっていればオルタネーションのガイドラインに適合している。
関連用語
まとめ
オルタネーションは、同じ波の副次波の修正波同士が互いに異なる波形になりやすいというエリオット波動のガイドラインです。
インパルス内では2波と4波が、フラット内ではA波とB波がそれぞれ対照的な波形をとります。2波がジグザグ系の急な修正なら4波はフラット・トライアングル系の横ばい修正、A波がジグザグならB波はフラットというように交互に現れます。このガイドラインはカウントの妥当性検証にも活用できます。
